Theodore Boone: The Fugitive 読了しました! #tadoku
John Grishamと言えば法廷もの。「評決のとき」、「ザ・ファーム」など映画化された作品もたくさんあります。
その中でこのTheodore Booneシリーズは主人公が中学生のヤングアダルトシリーズです。
中学生のTheoことTheodore Booneは両親が弁護士。Theo自身も非常に法律に詳しく、友だちが困っていると放っておけない、優しい正義感にあふれた少年です。
普段は動物に関する調停などで友だちの弁護を担当したり、クラスの代表として裁判を傍聴して政治の授業で発表をしたりといった活動をしています。
Theodore Booneシリーズはこの本が第5巻です。事件の発端はTheoの住む町Strattenburgで発生した殺人事件です。Theoはこの事件にとても深く関わっていて、第5巻でこの事件は一応の解決をみます。
ですが、まだまだ続きがありそう・・・。期待させてくれるエンディングでした。
Theoが、自分の身の安全と正義の間で激しく揺れる様子が印象的でした。
邦訳版も「少年弁護士セオの事件簿」というタイトルで出版されています。主人公は中学生ですが、扱っている事件は殺人事件なので大人でも楽しめると思います。アメリカの裁判制度についても知ることができるので、事件ものがお好きな方は是非。
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