Child 44 by Tom Rob Smith 読了しました。 #tadoku

　映画化されて現在公開中のChild 44の原作です。これ、実話を元にして書かれた小説と言われています。連続殺人鬼のお話です。
　モデルになった事件では被害者は子どもばかりではなかったようですが、小説では被害者は子どもということになっています。それでタイトルがChild 44。

　舞台は1950年代の旧ソ連。主人公は国家保安省の捜査官レオ。ある事件がきっかけでとある村に左遷され、そこで子どもばかりが犠牲になる連続殺人事件に遭遇し、独自の捜査によって犯人を追いつめる、という話です。
　旧ソ連についてあまり知識がないので、正直わからないところがたくさんありました。

　映画では、前半のレオがある村に左遷されるまでのところがバッサリ切られているそうで、原作を知っていて映画を観た人の感想では、登場人物の関係がちょっとわかりにくくなっているそう。
　原作を読み終わって映画を観る予定はないですが、本当にそうなら、前半部分をカットしているのは非常に残念かも・・・。